不朽の名作野球マンガ「タッチ」の裏エピソードに驚愕!


スポーツマンガの不動の名作の一つといえばあだち充の「タッチ」
このマンガを知っているひとは数多くいるかと思いますが、タイトルである「タッチ」の由来を知っているひとは少ないのでは?
今回この「タッチ」の由来に迫ってみると衝撃の事実が次々と明らかになりました!




「タッチ」のあらすじを簡単におさらい


単行本の累計部数は1億部を超えたほか、TVアニメや実写映画化と大人気の作品「タッチ」のあらすじを簡単にまとめてみました。

上杉達也、上杉和也は一卵性双生児。スポーツにも勉強にも真剣に取り組む弟の和也に対して、何事にもいい加減な兄の達也。そして隣に住む同い年の浅倉南。3人は小さい時から一緒に行動している、いわば幼馴染だった。そしてお互いがお互いを異性として意識し始め、3人は微妙な三角関係のまま同じ高校へ進学。「甲子園に連れて行って」という南の夢を叶えるため1年生でありながら野球部のエースとして活躍する和也だったが、地区予選決勝に向かう途中に交通事故死。
そして達也は和也の「南の夢を叶える」という夢を継ぐために野球部に入り奮闘していくという物語

80年代に一世を風靡した青春野球漫画の「タッチ」、特に印象的なシーンと言えば弟の和也の事故死。
実はこの事故死には様々な裏話が隠されていたのでした!

物語を語るに外せないあの出来事は連載前から決まっていた!?


タッチの作者であるあだち充氏へのインタビューの一幕で、「タッチ」にまつわる様々な裏話が明らかになりました!
「なんで「タッチ」で上杉和哉(かっちゃん)を殺したの?」という質問に対して「なんで…って… 最初から殺すつもりだったもん。」と和也の死が連載前から決まっていたことをさらりと返答。
当時多くの読者に衝撃を与えたこの展開が事前に考えられていたことに驚きです!

タイトルの意味に衝撃!作者自らが告白した内容とは


続けて「殺すつもりでキャラを作ったと…?」と聞かれたあだち充氏は「タイトルの「タッチ」は、「バトンタッチ」の「タッチ」だからねぇ。」と今まで明かされてこなかったタイトルに隠された意味を告白。
確かに、上杉達也が和也の代わりに浅倉南の夢を叶えるため甲子園を目指すという「バトンタッチ」がタイトルの由来であるならば、事前に和也の死が決まっていたことにも納得です。

“和也の死”に隠された裏話がスゴすぎます!


しかし、連載当時からかなりの人気キャラクターをあった上杉和也、そんな人気キャラクターの交通事故死という作品自体の人気をも揺るがしてしまうかもしれない展開を、雑誌編集部はすんなり快諾してくれたのでしょうか?
もちろんそんなことはなく、むしろ逆に、和也の亡くなる前の連載を読んだ編集長から「まさかこれ、死んでるんじゃねぇだろうな?」「もし死んでるんだったら、載せねぇからな」とまで大反対されていたようなのです。

担当編集者の強引な行動が生んだあの名シーン!


結果としては、編集長に掲載させないとまでいわれた展開が掲載されるかたちとなったのですが、いったいなぜ掲載することができたのでしょうか?
これには隠されたエピソードがあったのです。
実は、編集長から「死んでるんじゃねぇだろうな?」と聞かれた当時の担当編集者は、「死んでるわけないじゃないですか」とその場を取り繕った後、あだち氏の原稿が上がると、チェックした校正紙を編集長の机に置き、内容を直せないように2日間いなくなったのだとか。
この強引すぎる行動によって構想通り「バトンタッチ」をすることができた「タッチ」、やはり名作や名シーンと呼ばれているものの中にはそれだけの隠れたエピソードが詰まっているものなのかもしれません。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です