名作揃い!藤子・F・不二雄氏のブラック短編漫画をご紹介


ドラえもんの生みの親であり伝説の漫画家の藤子・F・不二雄さん
国民的漫画家である藤子・F・不二雄氏は生前ドラえもん以外にもパーマンやおばQといった数多くの人気作を世に送り出し続けていました。
しかしなかにはドラえもんやパーマンなどのイメージとはかけ離れた、皮肉や風刺に満ち満ちたブラックな内容の作品も数多く描いていました!
今回はそんなブラック色が満載な藤子・F・不二雄氏の短編マンガをご紹介していきます!



一見するとコメディマンガに見えますがラストは衝撃の結末に!


最恐の呼び声高い作品のひとつが「ヒョンヒョロ」という1971年に発表された短編漫画
序盤はドタバタ調のコメディマンガのような感じなのですが、ウサギが本性を現した辺りから雲行きが怪しくなっていくのが魅力でオチの怖さはF先生の短編の中でも1、2を争うほど!

後日談を描いた劇画オバQはなんだかせつなさがこみあげてきます


アニメ化もされた人気作の「オバケのQ太郎」その後日談を描いたのが、『劇画オバQ』
社会人になった主人公、正ちゃんのもとにオバケのQ太郎がやってくるところから物語は始まり、楽しかった少年時代への決別が自己パロディ的に描かれた作品となっています。

ひょんな事から地球の滅亡を知った時、あなたならどうしますか?


SF短編小説家・星新一のショート・ショートをマンガ化したもののようなテイストの「箱舟はいっぱい」
ひょんな事から、彗星の接近による影響で、地球が滅亡するという、恐ろしい事実を知ってしまった家族に巻き起こる数奇な物語を描いた一作。
どんでん返しに次ぐ、どんでん返しで最後までハラハラなストーリーです!

ある日、突然起きる恐怖を描いたショート・ショート


物語は町内の自主映画制作愛好家たちの上映会から始まる非常に短い短編漫画の「ある日……」。
短い物語ながら、最終ページの最終コマに至る流れととにかく絶妙かつあっけに取られる幕切れが秀逸な藤子・F・不二雄氏の天才性が遺憾なく発揮された傑作です!

藤子・F・不二雄氏が残したブラックストーリーの名作の数々、気になった方はぜひぜひチェックしてみてください!




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