毎年開催されているもはやAKBグループの風物詩的なイベントとなったAKB48選抜総選挙」
ファンの投票によりシングル曲の選抜メンバーが決まるイベントとなっており、熱狂的なファンは投票券付きのCDを1人で何百枚、何千枚と購入していることが毎年世間の注目を集めています。
そんな大量に購入されたCDを巡ってとある事件が起こりました。
なんとケースから投票券を抜き取り不要となったCDを山に不法投棄したとして、30代の男性が書類送検されたというのです。
福岡県太宰府市内の山中にCD585枚、ダンボール箱にして11箱もの量のCDを不法投棄したとして廃棄物処理法違反容疑で 同市に住む30代の会社員の男性が福岡地検に書類送検されました。
男性は「AKB総選挙で(CDに添付されていた)投票券を使った後 処分に困って捨てた」と容疑を認めているとのこと
山を散歩していた住民が見つけ、署に通報したことで明らかとなった今回の一件、ではなぜ山に捨てられていた段ボール箱から容疑者を割り出すことができたのでしょうか。
その端緒となったのが段ボール箱に貼ったままとなっていた”送り状”でした。
その送り状には送り主である千葉在住の男性の名前や連絡先が書かれており、それを辿って容疑者を割り出したとのことです。
千葉県から福岡県とかなりの距離でのダンボールの輸送となっていますが、これには総選挙の投票と密接に関わるとある訳がありました。
総選挙の投票方法が、券に書かれているシリアルナンバーを専用サイトに打ち込んだ上で、好きなアイドルに投票するシステムとなっているため、大量にCDを購入した千葉県在住の男性は、容疑者を含む九州在住のファン仲間に投票を依頼。
男性から郵送されてきた約千枚分(約100万円相当)の入力作業を福岡市内で終えた後、約600枚を自宅に持ち帰った容疑者は一般のごみ処分は面倒で山に投棄したとみられています。
今回不法投棄が発覚した枚数は約600枚弱でしたが、毎年100万枚を有に超える枚数販売されている投票券つきのCD
今回のように投票のために一箇所に大量に集められたCDの処分に困り不法投棄はしているファンの方が他にもいる可能性は十分考えられます。
もしかしたら今回の不法投棄は氷山の一角なのかもしれません。
”投票済みCD”の処分、ファンの方々のマナーが問われています。